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投資手法別評価詳細


管理人は、以下の5つの観点により、評価を行っていきます。 

  • 流動性資産のやりくりがどれくらい容易か
  • 自己資金どれくらい自分のお金が必要か
  • 専門性専門知識の有無が結果にどれほど影響するか
  • 収益性どの程度リスクとリターンが見込めるか
  • コミットメントどれほど時間をかけて運用する必要があるか

総評

総評としては、資産運用(自己資産を増やす)という観点から見ると「やや適していない」と言えると思います。きちんと勉強・研究を重ね、時間をかけて分析を行うことで、ある程度安定した収益が見込める点や、リスクとリターンを、投資の仕方によってある程度コントロール可能な点は、”一投資対象としては”魅力的なものの、やはりその時間がネックになってきます。 株式投資の世界で勝っていく(収益を上げる)には、”プロ”のトレーダーと渡り合っていく必要があります。プロのトレーダーは、株式投資に対して、莫大な時間を費やしています。また、企業(銀行など)のトレーダーの場合、その資金力も凄まじく、一般のトレーダーが太刀打ちできる金額ではありません。 投資の商品としては、魅力的な側面が多い一方で、かなりの知識やコミットメントを要する株式投資は、特に一般の会社員(副収入的に資産運用を行う人)には適していないと言えます。

自己資金 ”ある程度必要”

ある程度の自己資金を元にスタートする必要があります。株式投資自体は、形式上は数千円から1万円程度でスタートすることが”可能”です。ただし、これは最低限の株式が購入可能な最低金額なだけであり、実際にはもう少し(10万円〜数十万円程度)の自己資金を持ってスタートする方が現実的であると言えます。
他のページで色々と解説しているように、株式投資には様々な分析手法がありますが、その結果購入したいという株が、最低金額(1万円程度)で購入できるとは限りません。また、株式投資の基本である”分散投資”を行うには、複数の株式を組み込んだポートフォリオを組む必要があり、そのためにもある程度の資金が必要であると考えられます。
ただ”始める”だけであれば小額からスタート可能ですが、本気で運用を試みた場合、ある程度の資金が必要になってきます。

専門性 ”高いレベルで必要”

非常に高いレベルでの専門知識が必要になります。当サイトでは”資産運用Lab.”のページにて株式投資のアレコレについて解説をしていますが、その奥深さは底が知れません。どんなに勉強を重ねて理解を深めたとしても、十分ということはなく、永続的に勉強・研究を続けていく必要があります。株式投資を生業としているプロの投資家が常に投資についての研究を重ねていると考えると、個人投資家に求められる専門性の度合いは計り知れないことが理解できるかと思います。

収益性 ”中〜高”

収益性はミドルリスク・ローリターン〜ハイリスク・ハイリターンとしておきます。株式投資には無限の戦略があり、その中で、自分自身の判断によって、リスク,リターンを調整できます。自身の理想とする投資をするためには、相当な知識とそれを実行するための資金力が必要になってきますが、例えば「マーケット・ニュートラル戦略」をとれば、市場の上げ下げによるリスクを回避することができます。あるいは、ベンチャー企業に投資する戦略などであれば、数年で株価が数十倍〜数百倍になるものを掘り出せる可能性もあります。もちろん、リスクを回避するような戦略を実行したり、一攫千金が狙える株式を引き当てることは容易ではありません。一昔前だと、マーケット・ニュートラルのような戦略を取らずに、安定的な収益を目指して”東電”の株を保有するといったケースもありましたが、1つの出来事をきっかけに株価が急変することもありました。
様々な可能性がある株式投資は、リスク・リターン共に個人のよって調整可能で未知数のものになります。

流動性 ”高い”

資金の流動性は高いです。株式投資は、基本的に即時売却することができます。 売買制度の中で、売値を設定する方法もありますが、仮に現金が必要になった場合、一般に市場の売値であればいつでも売却できると思って良いでしょう。 また、株の取引自体も、自宅からインターネットを介して行うことができます。 市場が開いている(売買が行われている)時間帯であれば、原則いつでも現金化できるという点で、株式投資の流動性は、高いと言えます。

コミットメント ”必要”

コミットメントは非常に重要であり、非常に高いレベルが要求されます。 株式投資には、非常に時間がかかります。まず、基本的な知識を得るための勉強・研究が必要であり、また、日々進化していく投資の世界において、その勉強は終わることはありません。