資産運用 Lab.
株式投資の特徴
株式投資には以下のような特徴があります
・比較的大きく、損益が出る
・資産の流動性が高い
・自己資金が少なくても簡単に始めることができる
・運用にはかなりの専門知識が必要になる
このページではそれぞれの特徴について順に解説していきます。
比較的大きく、損益が出る
先の例でも説明したように、株式投資は投入している資産が短い期間でで1/10になることもあれば、反対に、数十倍になることもあります。
例えば、(株)ミクシィは2013年10月時点の株価が約200円でしたが、翌年の8月には約6400円までおよそ32倍に高騰しています。
つまり、2013年10月時点で100万円(5000株)保有していた場合、翌年には3200万円になり、10ヶ月でおよそ3100万円の利益を得ることができたと言えます。
このように資産が大きく動く可能性のあるのが、株式投資の特徴の1つであると言えます。
資産の流動性が高い
株式投資の特徴の1つに流動性の高さがあります。つまり、短い期間で資産の出し入れ(現金化)が可能ということです。
例えば、不動産投資の場合、この物件を「買いたい」「売りたい」と思っても、翌日に即購入したり、売却して現金を手にいれることはできません。
それは、様々な手続きが必要になることもありますが、買い手・売り手がすぐに見つかるとは限らないという側面も重要になってきます。
一方で株式投資は、(買い方、売り方によって多少の程度こそあれ)、売買を即時に行うことができます。
これは、市場(株式市場)に非常にたくさんの銘柄、株式が存在していることと、プレーヤ(投資家)が非常にたくさん存在していることに依存しています。
結果が日々動いていく(流動していく)点も株式投資の特徴と言えます。
自己資金が少なくても簡単に始めることができる
株式投資は、少ない自己資金で始めることができます。
先に登場した「ミニ株」などを活用することで、1万円単位(あるいはもっと少額)でスタートすることができます。
ヘッジファンドなどは、どんなに安くても1口1,000万円からの投資スタートとなっているところもあるので、株式投資は(証券口座の開設さえしてしまえば)他よりも始めやすいと言えます。
運用にはかなりの専門知識が必要になる
株式投資の運用にはそれなりの専門知識が必要になります。
どの株が上がりそうなのか、下がりそうなのか。割安、割高な銘柄はどれなのか。それらをどのように見極めるのか。
予想が難しい株価の推移について、様々な分析手法が存在し、日夜研究が行われています。
書店にて専門書を購入し、勉強する必要がありますが、基本的なものについては当サイトでもいくつか紹介しているので是非参考にしてください。
以上が、株式投資の主な特徴になります。