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投資手法別評価詳細

外貨(FX)


管理人は、以下の5つの観点により、評価を行っていきます。 

  • 流動性資産のやりくりがどれくらい容易か
  • 自己資金どれくらい自分のお金が必要か
  • 専門性専門知識の有無が結果にどれほど影響するか
  • 収益性どの程度リスクとリターンが見込めるか
  • コミットメントどれほど時間をかけて運用する必要があるか

総評

総合的に見てギャンブルレベルの投資になります。レバレッジによって、リスク・リターンの大小をコントロールできますが(一般には、大きくすることができる)、そもそもその価格の予想が非常に困難で、長期的かつ確実に収益を上げることが、実質不可能なレベルといっても良いでしょう。例えば、米ドルを購入した場合、(おそらく)翌日急に2倍の円安が進むといったことは考えにくいですが、いずれにせよ、価格の変動を”予想する”ことが求められる資産運用においては、その予想は株価の予測以上に困難であると言えます。 サイド運用として取り入れるものとしては面白いかもしれませんが、長期的な視点でより確実に資産を増やしていきたいと考えた場合(お小遣い稼ぎ、宝くじ感覚”ではない”場合)、資産運用の対象として適しているとは言えません。 メインの運用を別で行いつつ、オプションとして捉えるぐらいにするとよいでしょう。

自己資金

少ない自己資金でスタートすることができます。外貨取引の中心になるFX最大の特徴として、”レバレッジ”をかけられるという特徴があります。レバレッジを100倍~数百倍までかければ数万円を元手に、数百万円分の投資を行うことができます。「自己資金が」数百万円必要な不動産屋ヘッジファンド、実質数十万円の資金がなければ有効な投資が行えない株に比べて、少ない自己資金で始めることができます。

専門性

専門性はあるに越したことはありませんが、非常に重要と言えるかはもはや疑問のレベルです。FX(外国為替保証金取引)は非常に難しく、各国・各通貨について、非常に深い理解と分析が求められます。 実際に、企業のアセットマネージメントや機関投資家といった、”プロ”が投資対象として、外貨取引を選択しているところは少なく、そのことからも外貨投資で”確実に”(とは言えなくとも、ある程度の見込みをもって)収益を上げるのはかなり難しいと考えられます。 ある種、ギャンブル的な側面が強い外貨投資については、専門性の高さはあるに越したことはありませんが、中途半端なものでは意味がないため、投資の仕方(ギャンブルとしてサイド運用にする場合)必ずしも重要と言えるとは限りません。

収益性

収益性は、ローリスク・ローリターン〜超ハイリスク・超ハイリターンまで幅広く調整可能です。 FXの最大の特徴は他の”投資手法と比べて、圧倒的に大きな”レバレッジ”をかけられる点です。 例えば、100倍のレバレッジをかければ、1%の価格変動(上昇)によって、自己資金を2倍にすることができますが、一方で1%価格が下がった場合、自己資金分の損をすることになります。 リスク・リターンの規模を調整(一般には大きくする)ことができるのが、外貨投資(FX)の特徴と言えます。

流動性

外貨投資の流動性は大きいです。株価同様に、基本的にいつでも収益を確定させることができます。
また、取引自体もインターネットから簡単に行えるため、まさに24時間自宅にいながら運用を行うことが可能になります。

 

コミットメント

コミットメントは高いレベルで要求されます。外貨投資(FX)で本気で運用を行うことを考えた場合、各国各通貨の価格、情勢、背景等々について、非常に深いレベルでの知見と洞察が必要になってきます。 また、そういった情報は一時的なものではなく、常に更新されていくため、時間はいくらあっても足りるものではありません。 世界の経済は、24時間いつ・どこで・何が起こるかわからず、一時も休むことができないレベルといってもいいでしょう。 また、収益性の欄でも説明した通り、レバレッジをかけて投資を行うのであれば、細かな価格変動も見逃せなくなってきます。レバレッジ100倍の場合、1%の価格の上下で、資金が2倍になったり、0になったりするため、チャートを追う場合は一時も目を離すことができません。 いずれにせよ、長い時間をかけて研究・分析を重ね、また取引自体にも時間的拘束が必要になってくることが伺えます。